ともだちについて
去年のちょうどこの時期。鎌倉の写真。
もう今年の春になるっけ、ある友人に
「ともだちに恵まれているよね」
って言われたの。
そもそもともだちという言葉が好きではなく、なにかに縛り付けているようで心苦しくて使うのが嫌だと思ってて、すぐに
「そうかなぁ」
って言った気がする。
でもそのときは全然自覚がなかったけどいまそれを節々に感じている。
ちょっと元気でないなと思ったら飲みに行こうって気兼ねなく誘える人もいるし、
話したいって言うと長々と話を聞いてくれて共感してくれる人も、
ご飯食べて、一緒に美味しいねって言い合える人、
趣味をぶつけてもスライムみたいに受け止めてくれる人、
遠方で近くに行くと連絡すると泊まっていってねって言う人、
だいぶ飛んだ話をしても打ち返してくれる人、
思えば色々な人と会って来たな。
今も仲が良いという子は多いとはいえない。
私は自分にも他人にも同じくらい厳しいし
壁を作ってしまうことはある。
悲しいこともたくさん起きてしまう。
だから大人になるまでに大福みたいにまぁるくなれたら素敵。しばらくの目標にしようと思います。
そういえば、私に「ともだちに恵まれている」と声をかけたその子は疎遠になってしまった。
元気かな。