そうだメンザに行こう(後編)

おかしい、どう考えてもここに大学はありそうにない。暑くなって、コートを脱ぎつつ考える。でもこの山を通り抜ければ、きっと大学は見えてくる、テュービンゲン大学ノイシュバンシュタイン城のように山の上にあって絶景なんだ、と思い込むことにした。私って方向音痴で大惨事起こしてるんだよなぁという邪念を払うために、急斜面を駆け上った。走れ。


山を抜けて、駐車場ぽいものが見えて来た。
あ、着いた!!嬉しくなる。自然と頬がゆるんだ。さて、メンザを探さなければ。今は12時すぎのお昼時。(自分でキャンパスマップを頼りに行くよりも)、学生についてった方が確実だろうと、あるグループについて行く。そしたら無事にメンザに着いた。

ごはんだ!!!掲示物を読む。

 

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ドイツ語でセットのことをMenüという。
まぁ知らない単語もあるけどメニュー頼んどけばなんとかなるよな、と思い。食堂のおばさんに。これくださいと指差しながら頼む。

私が頼んだのはUKI-Menü というもの。
(画像後日記載予定)

私は学生じゃなくてGäste の価格だったので6€くらいだったかな。めちゃめちゃでかい。

 

 

席に着く。周りを見渡すとどうやら白衣をきた学生が多い。ほうほう、ここは医学部に近いのかなと思いつつご飯をいただく。

量がかなり多く、一部は持ち帰った。

 

ご飯を食べた後、時間はなかったけどせっかく長い時間かけてきたのだから見学もしたい。

講義室も覗きたい。一体学生はどんなところで勉強しているのか見てみたかった。

 

メンザを出て講義室探しへ。

歩いても

 

歩いても

 

 

 

それらしきものはどこにも見えない。

 

 

代わりに見えるのはKlinikの文字。

やっと気づいた。

ここは医学部キャンパスではなく大学病院なのだ。

 

 

 

通りで白衣イケメンが多いわけだ、、、。

Googleマッ○は半分正しくて半分間違えていた。

 

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 小さなスマホの画面で見たこの大学の外観はどこにもなかった。なぜならここは病院だったから。納得。

 

 

 

まぁ日頃の運動不足解消になったし、いろんな景色を見れたからよしとしよう。テュービンゲン大学のキャンパスについては後日書くことにします。

 

 

 

 

追記:帰りはバスがなかったので歩いて帰った。もちろん、道に迷った。でも私にとって常識になってきたのでマイペースに歩く。最終的に語学学校には10分遅れて着いた。

 

 

 

そうだメンザに行こう(前編)

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どこへ行こうか迷うときがある。そんな時は先人のブログを読むことにしている。ネットって便利。だけど大変な思いをした。意外に思い返すと楽しかったので、書き留めておく。

真似はしないでください。長いので前編後編に分けます。

 

 

 

 

Tübingen Uni へ行こうとした。テュービンゲンといえば大学の街。せっかくだから探索もしつつ、日本の学生も留学するという大学とはどういうものなのかなと軽い気持ちで行くことに。

 

親に聞いてみると、どうやら昔、大学のメンザで昼食を食べたことがあるらしい。ポンメスを喜んで頬張ってたとか。ほうほう、そんなことができるのか。きっと学食だから安いだろうしと期待を寄せていた。

 

グーグル先生に頼ると、駅からバスに乗り換えて2駅。たったの2駅で着く。

ドイツのバスは、電車の券売機でバスの乗車券も買うことができると調べたけどよくわからなかった。なのでバスの運転手に英語でここへ行きたいというと、一回券を買うことができた。

 

バスは定刻発車。マップのスクショを見つつ景色を楽しみつつ進む。ドイツの交通機関は車内でここは何線ですよ〜〜今はどこですよーという掲示がない。そしてバスの場合、アナウンスもなかった。そして不安になってバスを降りた。

 

Googleマッ○をもう一度開く。多分ここでいいはず。しかしGoogle先生は違うところを指した。

もしかしたら、2番目のバスストップで降りてなかったのかもしれない。しまった、その分まで歩かなきゃ。

 

ひたすら歩いた。

私の受けている授業は13時半から。それまでにはメンザで昼食をとり、学校のある場所に着かなければならない。私の通う語学学校とテュービンゲン大学は真逆方向。早く辿り着かなければ、、、!と思い、先生を信じて足を進めた。

 

 

、、、。いつのまにか、山の中だった。

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

こんな生活

頭が痛いながらにつらつらと。

たぶんこれもゴミ箱行きな気がする。が書くに始まらないところがあって。書かないと、表現しないと、自分の気持ちがまとまらない人だから。

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 ピタパンです。そう、肉とか野菜が挟まっててもちもちしている美味しい食事。ただマヨネーズ?多すぎて何が何だかわからない問題。2年間ドイツ語習っているのにどうしてドイツ語が通じないのか謎なのである。不定冠詞ちゃんと覚えてないからか、発音が悪いからか。こっききて若干改善された気がしたんだけどな。

 

買った時に、おじちゃんが中国人系のカタコトの旅行客だなと思ったのか、「絶対美味しいよー」と言ってくれて。それだけで勇気を出してお店に入ってよかったと思う。

 

基本的に家にいる以外は一人なので、いつも冒険気分で町を歩く。方向音痴なくせにSIMカード使わないから地図も持ってない。よく道に迷う。でもこんな典型的なドイツの建物を見れるから悪くはないかな。

 

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最近知らない道を歩いてて、知ってる道に辿り着いちゃうとすこしがっかりしてしまう。チキンなりに。慣れない土地で一人の若い女が変な道をウロウロ歩くのはあまり良くないかもしれないけど、せっかくバイト代を割いて、いろいろなものを犠牲にして(小さなことから将来に繋がる話まで)来ているんだから楽しまなきゃね。

 

 

その前に風邪を治して学校行けるようにします。

 

 

ひとりごと

3行ドイツ日記

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 図書館で君に届けのドイツ語版を借りた。辞書必須。いちいち単語を調べるのできゅんきゅんせず。こんな哲学のような難しい漫画初めて。

 

 

自分で話せることが少なくて、速い言葉が聞き取れないからどうも一人で考える時間が増えちゃうみたいだ。だいたいニュアンスでわかるんだけど、悔しいな。

 

私にはいくつかの気分の日がある。

 

 

それは朝起きて、ご飯のために席に着いて、物を咀嚼している1日の始まりに分かってしまう。みんなそんなものなのかな。

 

一つは嬉しくって嬉しくってたまらない時。

だいたいこの時は好きな人に会いに行ける時だったり、おでかけだったりとイベントの時が多い。でも不思議なことに何にもない日だってそういう時は訪れる。いつもは慌ただしく15分で済ませちゃうメイクも薄化粧なりに念入りにして(私の場合もう少し濃い方がいいみたいだけど)、普段しないヘアアレンジをしてみる。(そうすると余裕もって起きても、出発予定時間には間に合わない!)とにかくワクワクして空も飛べちゃう気分。とにかく感情優先で動こうとする。

 

 

二つ目は、どうもダメな日。寝不足な日でもだいたいご飯を食べると目が覚めてくるけど、どうもそうはいかない日だってある。目と目がくっついて足も重くて、ただでさえ学校に遅刻するという時間なのにぼけーっとまとめサイトを見ている。この日は2週間に一度くらいの頻度でやってくる。それから人に攻撃的になる、冗談が通じなくなる、些細なことでイラつく…それで家に帰って後悔するんだ。その時にあった友達や同僚には申し訳ないと思う。

 

3つ目はやたら考え込んでしまう日。そう簡単にノスタルジックという言葉にしたくないのが厄介なところで。自分はどういう人間なのか、どうしてそう思うのか、これからどのようにすれば自分の性分がわかるのかひたすら考える。ひょっとしたら自分は〇〇なんじゃないかとかね。自分で解決するには手が追えなくていけないと思いつつもスマホの中で解決しようとしちゃうのもいけないところ。

そういうときに人に相談したり話したり触れたりすると答えがひょっと出てくることもあることを忘れてはいけない。

 

最後は極めて普通の日。

とても普通の日。今日のご飯どうつくろっかな〜、あ、部屋の掃除してないな〜、でも本も読みたいなーとか日常のことを考えて何も他に支配されない日。そうしてると、自分は普通の人間なんだなと思う。そこはかとなく集団の中の一人であることを認識させられる。

 

 

気分によっては自分と付き合っていくのは大変だし厄介。でもその気持ちをわかるのは自分しかいないし誰かに守られるものでもないから大切にしなきゃね。

 

 

書いてとてもスッキリした。

自己満ブログにお付き合いありがとう。

 

 

生きてるよ

日本語が書きたくなったからここに書いてみる。

 

あ、書きたいなぁと思う記事は後から読むと結局そんな大したことがなくて、下書き行きが多い。自己満の記事に陥ってしまってる。それじゃいかん!と思って、ホームステイ先のWi-Fi使って書いてます。日本とは8時間の時差なので、現在時刻は24日の13時過ぎ。お昼です

ドイツ!いも!!ソーセージ!ビール!!ってイメージだったけど、ホームステイ先がなんとほぼベジタリアンだったこともあり、お肉がそこまで食べていないという結構ショックな事実以外は元気です。

 

 

ここは日本人も住んでいないようなド田舎なので、その分生まれはドイツにしても自分が日本人だとかなり自覚するようになる。日本の本がなかったり、テレビがなかったりすると新鮮。2時間の散歩でも新しい新しいことだらけ。すべてを吸収できないのが悔しい。いっぱい水を吸い込みすぎたスポンジみたいだ。

 

というわけで、ドイツ語の絵本とマンガを読み、DVDを鑑賞しつつ、大分日本のまとめサイトやLINE、SKYPEにお世話になってます、ありがとうございまーす。

 

せっかくなのでドイツに来て、お。これはと思った写真何個か挙げよーと。

 

 

 

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一応、ドイツっぽいなと思う写真、Tübingenにて。

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からの、ドイツの某除毛広告。ドイツ語語彙が皆無な私にも通じる。メッセージ性好き。誰が脇に宝石やタトゥーをつけて飾ろうと思ったのか……。素敵。

ただ写真撮ってたら「なにやってんだアジア人。」みたいな目でおじさんに失笑された。

 

 

 

 

 

そんな感じで生きてます。

 

縷縷夢兎と大森靖子

※リンク多め、記事長め

 

 

 縷縷夢兎というブランドの洋服を2年間も追っている。自他共に認めるファッションセンスのない私がなぜこんなに憧れるのか考えた。

 

 今から2年前、「ワンダフルワールドエンド」という映画が公開された。

橋本愛蒼波純主演。ただおんなのこが可愛いというだけでなくて、ダメな男にはまったり、同性の可愛さに惹かれあったりした映画…だと予告編をみて思った気がする。

映画『ワンダフルワールドエンド』予告編 - YouTube

 

残念ながら地元近くの映画館でも自分のスケジュールと合わず、レンタルもされていない。橋本愛STモ時代から好きだった私はがっかりした。だからその分予告編をずっと観ていた。

 

観ていくうちに、後半のBGMがめちゃくちゃ気になった。癖が強くて最初は歌い方が苦手だったけど、慣れていくとそれが中毒になる気がした。大森靖子っていう人が作ったらしい。

 

TSUTAYAで、ワンダフルワールドエンド挿入歌である「呪いは水色」の曲が入ってるアルバムを探し漁った。

決して万人ウケするタイプじゃないけど、次の瞬間なにが起こるのかわからない情緒不安定さと一つの音に魂を込めて歌ってる感じにハマって、「呪いは水色」以外にも「絶対絶望絶好調」、「イミテーションガール」をよく聞いてた。

 

曲に飽き足らず、MVもよく観た。そのなかで出てきたのが縷縷夢兎。東佳苗さんが作ってるニットブランド。

大森靖子「きゅるきゅる」Music Clip [HD] - YouTube

 

 

なんじゃこの可愛さは??ニット素材で編まれているけど素材の可愛さに甘えてなくて、おんなのこの汚さもぎゅっと濃縮されてる感じにきゅんきゅんする。無性に惹かれた。

 

 私は自分の作品を、感情を吐き出してつくる、という意味を込めて「嘔吐クチュール」と呼んでいますが、自分の感情とつくるものが直結していないと、乖離して感じてしまうんです。

http://bitecho.me/2015/08/24_287.html

 

というようなコンセプトで作られているからだろう。それからというものの自分の好きなアイドルやモデル、女優が着るたびにドキドキしている。

 

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 残念ながら一般販売は行われていないけれどいつか自分の服を作って欲しいと思っている。熱望って感じ。

 

 この記事だけみるといわゆるメンヘラといわれるワードが思い浮かんだ方もいると思う。

当人も実際よく言われる。

でもそれ以上に何が何でもこれを産みたいというパワーを感じる。そして、おんなのこって可愛いだけじゃない、芯のあるものなんだよというのことを大森靖子さんの曲と縷縷夢兎の東さんのニットから伝わった。だからかれこれ2年間も憧れ続けているのかもしれない。

 

 

 

 申し訳ないことに、靖子ちゃんのライブにも行ったことがないし、縷縷夢兎展覧会にも観に行けていないので学生時代の歌には二つの夢叶えたい。

 

 

無断転載しました。この記事の画像は 東佳苗さんのインスタグラムとツイッターにあります。

神木隆之介『Sincérité(サンセリテ)』お渡し会in仙台

本当はあまり日常的なことを書きたくなかったんですけどいざとなれば書いてみたくなるものですね。全体的に好きが溢れてだいぶキモいですが平常運転なのです、悪しからず。

 

神木くんの写真集が発売されるのをSNSで見て予約しようとした時、ちょうどお渡し会の告知が。

 

あの神木隆之介くんが…私に手渡ししてくれることが全然想像できず、1ヶ月ぐらい「確かずっと好きだけど、他の神木くんファンに申し訳ないな」とか、「テスト前だし行ったら勉強しなくなるよな」などといじいじ悩んでました。

 

神木くんはイケメン俳優さんたちが1年間のファンへの感謝を伝えるイベント、「HANDSOME LIVE」くらいしかないので、LIVEとなると敷居が高くて行かなかった私に一生で一度かもしれないチャンスをもらったと思い込むことにして行くことに。

 

バスに乗ること4時間弱、仙台に着いて牛タンを食べてから(本当に美味しかったのでこの時点でだいぶ満足)、お渡し会会場へ。

会場は、女子:男子=9.7:0.3ぐらいてやっぱりとことこ歩き始めたくらいの女の子から私のお母様世代まで色々な方々がいました。

 

お渡し開始の30分前に集合場所に集合し、スタッフさんが10番ずつ番号を読んで並ばせてくれました。その時にも髪をこまめに直したり、鏡でこまめに直したりすごくそわそわ。ちゃんと気持ち伝えられるかなとかとにかくずっとそわそわしてました。(話したいことは、日頃の感謝でもいいけれど、中学から好きだったニノマエをやってもらおうと決めてました。)

 

直前で手荷物と整理券をスタッフさんに渡し、いざ心臓バクバクしながら、神木くんの前へ。

 

あんなに好きだった神木くんが目の前に、にこにこ笑ってくれていて膝がガクガク。

今でも忘れられないくらいな笑顔でした。

テレビで見るより数段爽やかで、すらっとして。でも気取ってない、イメージ通りの神木くんでした。

 

ツイッターをみるとファンの皆さんが言ってた通り、一人一人の目を向けて「ありがとうございます」って言っていたのが印象的でもありました。

 

 

話す内容はお互い慌てていろいろ意思疎通が通じなかった、でもそれ以上に一生に一度しかない、いい思い出になりました。

 

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私の番はかなり遅めで神木くんも疲れているだろうに、にこにこしていて。ああこれが国民的俳優なんだなと尊敬してます。

 

今はサンテリテのお渡し会が終わっていますがどのファンの方にも高評価で、ツイッター

神木くん お渡し会

と検索するといっぱい上の画像のようなレポが載っているのでよかったら。

 

そしてもらった写真集も厚みがあってひとつひとつ違った表情を見せてくれ、インタビューもドキドキしながら読みました 笑。

 毎日しばらくの楽しみになります。

 

 

これからもずっと応援します。

大好きです!

 

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 (2月13日追記)